引き口
AIを、どう使えばいいか分からない
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打ち合わせの記録が残らない、議事録を作る時間がない議事録が残らない正体は「書く時間がない」ではなく、人は聞きながら書けないという身体の限界にある。会議は録音して聞くに専念し、記録は後からAIに要約させる——時間差の分業に変える考え方。データは貯めているのに、結局"勘"で決めている目的は勘を捨ててデータに置き換えることではない。貯めた記録をAIに読ませ、勘の"なぜ"を言葉と数字に翻訳して裏を取り、人に説明・共有・継承できる形にすることにある。AIって、結局うちの何に使えるの?AIが自社の何に使えるのか見えてこないのは、難しさでも勉強不足でもなく、AIを"機能"の側から理解しようとしているからだ。「何ができるのか」と一覧を眺めるかぎり、自社の使い道は出てこない。AIを「人がこなす言葉の作業の肩代わり」と捉え直すと、自社の一日が、使える作業と使えない作業に色分けできる。案内文や報告書など、ちょっとした文章に毎回時間がかかる文章に時間がかかる正体は「書く時間」ではなく、白紙から最初の一行をひねり出す時間にある。AIが最速で効くのは"清書"ではなく、捨ててもいい"下書き"。直す前提だから、誤りは怖くない。
